「供養」とは、大切な対象を思う気持ち、感謝の気持ち。
そして、その対象を想いながら、過ごす過程のこと
大切な対象を想う
大切な対象とは、先祖や家族、近親者、友人など。
供養コンシェルジュ協会では、「供養」とは、そのような身近な存在の人を想う気持ちであると考えています。
それは、旅立って逝った人だけでなく、この世に生がある人を想う気持ちも。
さらにそれは人だけではなく、家族同様の大切なペットや、大事にしていたモノだってきっと…。
なぜなら、きっと誰もが「そういう存在があるからこそ、今の自分がある」と、思うはずだから。
命と向き合う
この世に生まれたら、誰もがいつかは死んでいく…これはあたりまえのことです。
授かった命には、必ず終わりがあります。
それはどんな人も平等に。
「供養」、すなわち大切な人を想うことは、授かった自らの命を想い、大切な人の「命」を大事にすることにつながっていると思うのです。
その結果、私たちはお墓や仏壇の前で手を合わせるのではないでしょうか。
それによって先祖を敬い、なつかしみ、感謝をし、安らぎを得られるのだと思うのです。
心豊かに生きる
「供養」と言うと亡くなってからのことと思われがちですが、果たしてそれだけでしょうか。
供養は、先祖や大切な故人(大切な対象)のためであると同時に、
私たち生きている人間が、より心豊かに生きるためのものでもあるのです。